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偏差値だけじゃない!子どもに本当に「合う」中学校の選び方

偏差値だけじゃない!子どもに本当に「合う」中学校の選び方

 

お子さんの中学選びに悩む保護者の方はとても多いもの。将来に向けてお子さんの可能性を最大限に伸ばせる中学に通わせたい……これは多くの親御さんの願いですから、悩むのは当然です。

 

そこで今回は、進路選択の役に立つ「志望校選びのポイント」をご紹介します。

偏差値だけでなく「どう成長してほしいか」を考えて

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まず大事なのは、ご家庭での教育観と合致する学校を選ぶということです。中学生、高校生のお子さんはとても多感な時期にあり、学校がお子さんに与える影響はとても大きいと考えられます。

 

ですから、大学への合格実績や偏差値だけで選ぶのではなく、その学校の教育理念や校風をきちんと理解したうえで、「お子さんにどんなことを学んでほしいのか」「どんな成長を遂げてほしいのか」を考えながら志望校選びをすることが大切です。

 

 

教育理念や教育指針から考える、最適な中学選びとは?

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たとえば、校則が比較的ゆるく自由な校風の学校は、生活指導が厳しくない分、子ども自身が自らを律することが必要です。そのため、判断力や行動力を鍛えるのに適しているといえます。

 

とはいえ、これは同時に、正しい判断力や行動力が育たなければ充実した学校生活を送るのはむずかしいということでもあります。ですから、こういった校風の学校を選択する場合、家庭での教育指導がとても重要です。

 

「学業だけでなくスポーツや芸術活動にも注力してほしい」と考えるご家庭の場合には、学業だけでなく部活動にも力を入れている公立中学が合っているかもしれません。というのも、私立の進学校では、学業での成果がよくない場合には部活動に制限がかかることがあるからです。また、私立の進学校の場合、そもそも部活動が活発に行われていない学校もあります。

 

東大・京大・医学部医学科などの難関国公立大学を目指す私立進学校は、将来に向けて明確なビジョンと高い目標を持っている子どもにとっては、絶好の環境だといえます。学習カリキュラムも難易度が高くなっていますので、このような学校で学力を伸ばしていくためには、主体的に学習に取り組める姿勢が求められます。そのため、学校の授業以外での学習習慣を身につけておくことがとても大事です。

 

宗教系の学校(大きく分けて、キリスト教系と仏教系)の場合、思春期に宗教的な価値観や規範と接することで心の成長が期待できます。毎日の礼拝や宗教的行事によって、教科の授業からは得られない、お子さんの人生にとって意義のある価値観が形成されるかもしれません。

 

なお、こういった学校に入学したからといって信仰を強要されることはありませんが、お子さん自身が抵抗感を持っていないかどうかを確認することは必要です。

 

いかがでしたか。

中学・高校時代は、大学受験のために必要な学力をつけるための期間であるのはもちろん、将来の自分づくりに向けて価値観や人間性を形成するための期間でもあります。ですから、お子さんが中学・高校時代を有意義に過ごせるよう、さまざまな観点から志望校を見極めることが大切です。

 

早めに学校パンフレットを取り寄せるなどして、じっくり検討してくださいね。

 

中学受験に対する考え方や心構え、子どものやる気を引き出すポイントをご紹介します。

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