先輩からのメッセージ

勉強に苦手意識のある生徒に
少しでも楽しいと思ってもらいたい
東池 彩絵さん(ファロス個別指導学院 逆瀬川教室)
講師をするきっかけは

中1から6年間塾に通っていて数学、英語を教えてもらっていました。数学はとても苦手だったのですが、3年間1人の先生に教えてもらい、結果的に一番好きな教科になりました。
もともと、私は人見知りで講師ができるかどうか悩んだのですが、自分がそうしてもらったように、数学に苦手意識のある子に、少しでも楽しいと思ってもらいたい、当時、お世話になった先生に、少しでも近づきたいと思い、この仕事をやろうと踏みだしました。

心がけていることは

個別指導で中学生を中心に数学を教えています。授業準備をする時、生徒が宿題はしているとものと想定して計画を立てるのですが、中にはやっていない生徒もいるので、生徒の準備の具合を考えながら授業をすすめられるように、あらかじめ計画しています。また、授業は同じ調子だと生徒の集中力も途切れる場合があるので、部活の話をしたり、最近の様子を聞いたり、生徒の気分を切り替えながら進めるようにしています。私自身が不得意の数学が好きになったときのように生徒にも同じようにしてあげたいと心がけています。

仕事の楽しさ・面白さは

「先生、こんな問題が授業で出たけど、わかった!できたよ!」なんて、生徒が積極的に話しかけてくれた時などは本当に嬉しくて、「この仕事をやってよかった」と思いますね。生徒の一言で、大学でいやなことがあって気分が落ち込んでいる時でも、元気になれるし明るくなれます。生徒ががんばっていると私も負けずにがんばろうと生徒に励まされています。

仕事を通じて成長したと思うところは

コミュニケーション力は身についたと思います。もともと人見知りで講師の仕事は大丈夫かなと思っていたのですが、そもそも自分から話さないと授業は成り立ちません。始めたての頃はうまく話せず苦労したのですが、こちらから発信しないと生徒がかわいそうですし、生徒のことを想うとコミュニケーションがだんだん取れるようになりました。

教室の雰囲気は

生徒も先生もいい意味で仲良しです。休み時間はすごく明るくて笑顔にあふれていて、常に誰か笑っている感じです。授業でも笑い声が聞こえてくるほどです(笑)。

塾講師をしてみようと思う人へのメッセージ

私みたいに人見知りの人こそ、コミュニケーション力をつけるために、ぜひ経験して欲しいと思います。しゃべれないし無理と思っていましたが、生徒のことを思うとしゃべらないと成り立たない仕事です。コミュニケーション力はどこでも求められますから。