先輩からのメッセージ

相手の立場にたって、
相手の気持ちを考えるようになった
鈴木 涼佑さん(第一ゼミナール 尾崎校)
講師をするきっかけは

小学5年生から中学3年までの5年間、第一ゼミナールに通っていました。だから、慣れ親しんだ環境でしたし、知っている先生もいましたので、自然な気持ちではじめました。

心がけていることは

中1・中2生のクラスで理科を教えています(集団指導)。理科は選択科目なので、とっていない生徒さんもいるのですが「テストの上位10傑をとろう」「SS○点以上とろう」など具体的な目標を設定しながら指導しています。また、授業は一方的にならないように心がけて、積極的に手を挙げさせるなどして、わからないところを聞き出しながら、生徒と一緒に取り組むようにしています。

仕事の楽しさ・面白さは

実はこの仕事をはじめた頃、なかなか自分の思い通りにいかず、結果として生徒と信頼関係がつくれずに悩んでいたことがありました。校長や教員の方に相談しながら、自分でもいろいろ考えてました。その時、中学生の頃に好きだった先生のことを思い出したのです。当時、先生からしてもらってうれしかったことを、今度は自分が先生として生徒にしてあげようと。すると、だんだんと生徒がついてきてくれるようになりました。やっとクラスがまとまったとうれしかったですね。この仕事の楽しさを感じました。

仕事を通じて成長したと思うところ

最初は、電話応対などで言葉使いを注意されました。基礎基本ですよね。4年間で正しい言葉遣いは身に付いたと思います(笑)。将来、高校の教員を目指していますので、直結したところでは、授業の準備や進め方、また生徒をフォローする時など、いろんな面で成長したと思います。大学での教育実習でも物怖じせず力を発揮できています。特に、成長したと思えることは「相手の立場にたって、相手の気持ちを考える」ようになったことです。自分がしてもらってうれしいことやいやなことは、実は生徒もそう感じるんですよね。生徒がどうしてほしいかを考えながら接することができるようになりました。

教室の雰囲気は

先生同士がとても仲がいいですね。何気ない会話もそうですが、特に悩んだ時など、いろんな先生に話を聞くことができますし、アドバイスをもらえるのでやりやすいですね。

塾講師をしてみようと思う人へのメッセージ

少しでも講師をしてみようと思っている人なら、ぜひやってほしいと思います。自分が生徒として感動したことを、立場を変えて先生として生徒にしてあげられる経験はそうそうないと思います。両親からは「お世話になった塾に何らかの形で恩返しをしなさい」と常々言われましたから、少しはお返しができたのかなと思っています。