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作文コンクール優秀作品集

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今回は小学4年生から中学2年生までの生徒を対象に、伝記などを通して「先人・偉人から学んだこと」について作文を書いていただきました。

中2 大澤 希さん(岡山県岡山市) 「偉人・夏目漱石」

 私の将来の夢は、小説家になることです。ただ書くことなら一人でも出来るかもしれません。でも、たくさんの人とかかわってこそ、いろんな視点から物事を見ることが出来るようになって、作品の幅も広がるんじゃないかと思います。私が偉人から学んだことは、「人とのかかわり」です。それを教えてくれたのは、故・夏目漱石です。
 夏目漱石は、幼少時から多くの人とかかわってきました。漱石は五男だったため、「よけい者」扱いされ、生まれてすぐに里子に出されています。そして里子がだめになると今度は一歳の時に塩原昌之助の養子にされました。しかも、幼い漱石は塩原夫婦が自分の両親だと思い込んでいた頃もあります。生家に戻った後も父には冷たくされます。とても辛かったと思います。けど、これも漱石の小説に生かされています。そして、そうした中、正岡子規と出会います。二人共が寄席好きということで親しくなり、漱石という名も子規からもらったようなもので、漱石が俳句を作る様になったのも子規の影響です。この子規との出会いで始めた俳句ものちに、漱石が書く小説で生かされています。
 私は、漱石は14歳の頃から文学をやってみたいと思っていたのに、デビュー作を出したのが37歳なのはもったいないなと思います。これを書いた後は、次々と作品を書いていますが、その間、教師をしても上手くいかずに、自分がなんのために生まれてきたのか考えて、神経衰弱におちいったときもあったと書かれています。私はそんなに悩むまで…って思うけど、こんなに悩んだからこそ、今でも読み続けられるすばらしい作品が生まれたんじゃないかと思います。そして、多くの人とのかかわりが漱石の作品を作り上げたのだと思います。私もなるべく多くの人とかかわり、ふれ合って、それを自分の書く作品に生かせたらいいと思います。

 大澤さんからのコメント
「受賞できてうれしかったです。漱石の想いが皆に伝わったらいいと思います。」


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