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「こんなはずではなかった」合格後の受験生 - 「アララ!」 -

春の受験シーズンは、いわば私たちの収穫の季節です。
一生懸命がんばって志望校に合格した生徒たちから、「先生、受かりました!」とはずんだ声で報告を聞くとき、私たちは実った果実を一つひとつ、手にするような喜びを感じるのです。
ところが、それからしばらくして、志望校に入学した生徒たちにいろんな場所で会ってみると、かなりの割合の生徒が、合格を報告してきたときのような、あの溌剌とした目の輝きを失っているのです。
もっとも、合格の喜びは飛びぬけて大きなものですから、そんな状態がいつまでも続くわけではありませんが、それにしてもその落差の大きさを感じてしまうのです。
あこがれの志望校にめでたく入学し、勉強やクラブ活動などで、さぞ充実した毎日を送っているだろうと思っていたのが、どうもそうではないらしい。一応は高校生や大学生らしい、前よりは成長した雰囲気が出て、目先の生活は楽しんでいるようですが、目標に向かう意欲や元気さのようなものが感じられません。合格をめざし塾でがんばっていたころの充実感が、何か薄れているように感じるのです。
これはいったい、どうしたことか。

理由は、三つあると思います。
ひとつは、あまりにがんばって目標を達成した、その反動です。
おそらく彼らにとって、それまで生きてきた中で、これほど長い時間をかけてひとつのことに集中し、目標を達するという経験はなかったはずです。そしてそれが達成できたとなれば、大きな反動がくるのは当然でしょう。
誰だって力をふりしぼって長距離マラソンを走り切れば、そのあとはしばらく休みたくなります。でもふつうは、しばらく休んだらまた元気は回復してくるでしょう。 それが、なかなか元気が戻らないのはなぜか。

それは二つ目の理由、すなわち受験生とそのご家族の意識の中で、「志望校合格があたかも最終目的のようになっている」からではないでしょうか。
「そんなことはない、志望校合格は社会へ出ていくためのひとつのステップ」と、多くの方はそう言われるでしょう。
しかし多くの場合、受験生のいる家族の日常生活は、ある意味で受験生を中心に進行していきます。
そうすると家族全員の中に、「志望校合格」という意識が徐々に強くなり、それが増幅されて、越えなければならない大きな山のように見えてくるのです。
すると、知らず知らずのうちに「この山さえ乗り越えれば、あとはレールに乗って列車で旅行するような、楽しい世界が広がっている」という、安易な“勘違い”に陥ってしまうのです。
とくに生徒も保護者のほうも、初めての受験が終わったあとは、その反動が大きいように感じます。

三つ目の理由は、自分が心からやりたいと思うことを見つけれられない、ということです。興味の持てるものが見つからない。
もちろんそれは趣味でも勉強でも何でもいいのですが、何か自分から夢中になって、打ち込んでやること、そういうものが見つからない。
乗り越えてきた「志望校合格」に代わるような、新しい目標が立てられないのです。
志望校に入学した生徒たちの元気のなさは、おそらくこれらのことに由来しているのだと思うのです。

では、こどもたちがイキイキと前向きにがんばれるようになるにはどうすればよいでしょうか?
続きは次回のコラムにてお話しします。

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著者プロフィール

堀川 一晃 (ほりかわ かずあき)

26歳で市会議員に当選。文教委員として小中学校を数多くまわり、教育の実態を知る。その経験を活かして、本当に子どもたちの将来のためになる教育機関を創りたいという思いから、進学塾を開校。
現在、第一ゼミナール代表を務める。高い合格実績を維持しつつ、合格後も燃えつきることなく、何事にも積極的に取り組むことのできる「社会で活躍できる人づくり」をめざす。

プラス思考に育てる子育て法「アララ!」を読まれた皆様のご感想

E.Nさん

「志望校合格最終目的ではない」というところに共鳴しました。
子ども達の基礎学力についてですが、幼児期の家庭での取組みで“学ぶこと”“楽しむこと”を体験すると後々の勉強が楽(ラク)になるのではないかと思います。

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