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子育てに大切な親の自信の持ち方とは?

親はどこまで子どものことを見守るべきか

子育てに大切な親の自信の持ち方とは?

最近の親が「子育てに自信がない」と感じる原因のひとつは、子どもへの過干渉だと思います。

現在、中・高校生の保護者のみなさんが子どもだった時代を考えてみると、当時の親は、今ほど子どもに時間をかけてはいなかったのではないでしょうか。子どもと別々な時間を過ごしている時は、子どものことを考えない親も多かったでしょう。いわゆる「放任」とは違う、いい意味での距離関係を保っていたのだと思います。「悪いことをすれば叱るけれど、それ以外は放っておいてもなんとかなるだろう」という、おおらかな子育て観を持っていた時代には、「子育てに自信がない」という考え自体が存在しなかったように思うのです。もちろん、現代は子どもを取り巻く環境も変化しています。特に安全面において、常に親が子どもを見守っていなければならないという現実もあるでしょう。

しかし、極端に過保護・過干渉になり、必要以上に子どものことを見てしまっている親も多いのではないでしょうか。見れば見るほど、さまざまな不安や心配がふくらんでいくのが子育てです。「子どもは自分で育つもの」と信じて、できるだけ子どもを見守ってあげてください。多少のけがや失敗は覚悟の上で、 ”転んでも手を出さず、見守る親“になってみることも大切だと思います。また、親自身も毎日の生活の中で、できるだけ自分のために使う時間を増やしてみてください。親自身が充実した時間を過ごすことが、子どもへの自信にもつながっていくのです。

自分の人生を肯定できていますか

子育てに自信が持てるかどうかは、親がどれだけ自分を肯定できているかにも関わってきます。

私たちが自分を評価するときの要素には、仕事・学歴・経済性・地域社会での位置づけ・夫婦関係など様々な要素があげられます。いずれかにおいて、自分の人生に納得して生きているならば、その姿を子どもに見せることで、親も自信を持つことができるでしょうし、子どもも親への信頼と安心を得ることができます。

しかし、親が今の自分を否定的に感じているならば、子育てにも自信は生まれてきません。まずは、先ほどあげたような要素に対して、自分自身がどう感じているのか。または、自分の何を「自信」として持っているのかを、考えてみてください。今の時代の、今の言葉に流されずに、あなた自身のこれまでの生き方を堂々と子どもに伝えることで、親としての自信を手にすることができると思います。

いつも真剣で、一貫性のある姿を子どもに見せましょう

私が知っている保護者の方の中に、とても忙しい生活を送っている方がおられます。仕事はもちろん、学校や地域の役員、ボランティア活動など、いつも外で走り回っておられる。けれど、その方の子どもさんが高校を卒業する際、私にこう話してくれたのです。「ぼくは、親がいつも一生懸命いろいろなことをやっている姿を見て育ちましたから、親のすごさがよくわかってます。それに、親があまり家にいなかったおかげで、たいていのことは自分でできるようになりましたよ」。私は、これもひとつの親の自信の示し方だと思います。

常に真剣に何かに打ち込む親の姿を見て育った子どもは、親のことを否定的には見ません。反面、親が仕事や人間関係において必要以上にグチを言ったり二面性を見せたりすると、子どもはすぐにウラ、オモテを感じ取り、大人になることに不安感を抱くようになるのです。そのためにも、親は常に一貫した態度で、子どもに接することが大事です。自分が信じるものには真剣に打ち込み、「ゆずれないもの」に対しては決して意志を曲げない、そんな強さを持つことが大切なのです。

自信に裏づけされた親の態度で、子どもの社会性を育てましょう

学校教育の現場で子どもたちと接していると、彼らの語彙の少なさや表現力の低さに驚くことが多々あります。心の奥底にある想いを言葉にできないのならまだしも、状況や理由、結果といった事実を説明することすらままならない。

これはなぜでしょうか?

事実を伝えたり、論理的に考えたりする姿勢は、毎日の生活の中で培われていくものです。しかし、昔は家庭の中で自然に育ったものが、今ではよほど意識しなければ育たない時代です。表現力やコミュニケーション能力が低い子どもは、社会性や対人関係においてもうまくいきません。そのためにも、家庭において、子ども自身が話す機会をしっかりと作ってあげてください。

一方的に親が話したり、命令したりするのでは、子どもに論理的な思考力は身につきません。また、自分たちの価値観を自信を持って子どもに伝えてください。できれば、お父さん、お母さんが同じ価値観を持って子どもに接することも大切です。どちらかはいいと言い、どちらかはダメだと言う。これでは親に対する信頼感が薄れてしまっても仕方ありません。家庭の中で、同じ価値観を持つ親同士が、自信を持って子育てをすることによって、子どもの論理的思考や、豊かな社会性を育むことができるのです。

「自由」といっしょに、社会の中でのスタンダードを伝えてください

今の時代の子どもたちにとって「個性の尊重」はもはや当たり前のことです。また、中・高校生のほとんどが携帯電話を持っている現代では、昔気質の規律ある家庭を保つことも、なかなか難しいでしょう。しかし、保護者のみなさんが経験してきた「自由」を子どもたちに伝えていく中で、決して変わることのない根幹の部分も、しっかりと教えられる親であって欲しいと思います。

たとえば、嘘をついてはいけない、人をいじめたり、傷つけてはいけない、人の物を盗んだり、隠したりしてはいけないなど、社会生活を送る上での人としての基本的ルールは決して変わりません。その基本的ルールに対しても親の世代の人たちが「別にいいんじゃないの?本人の勝手でしょ」となると、子どもも「親もその程度なんだ」と思うでしょう。

現代は多様な生き方や価値観が認められている時代です。そんな時代だからこそ親は、将来、子どもにどんな風に生きてほしいかをきちんと想定し、そこに必要なことを教えられる親でなければなりません。親自身が社会の中でのスタンダードを意識し、自信と誇りを持って生きることが最も重要だと思います。

いい親になるための資格は収入や、地位ではありません。変化する時代と社会の中で、変わらない『正しい大人』であることだと思います。

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