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デジタル時代になぜそろばん?幼少・低学年期からの高い能力開発効果に注目!

デジタル時代になぜそろばん?幼少・低学年期からの高い能力開発効果に注目!

ここ数年、幼少期・低学年からのそろばん人気が再び高まっています。

速く正しい計算結果を得るだけならパソコンなどの機械に任せておけば十分なはずです。複雑な計算も入力ひとつで簡単にできてしまうデジタル時代に、どうしてそろばんが改めて注目を集めているのでしょう。

計算・算数が得意になるだけでは?単なる知育、先取り教育では?といったイメージでそろばんを捉えている方にこそ、ぜひ知っていただきたいこと。それは、そろばん本来の目的である正しく計算する技術を習得する過程で身につく、すごいチカラについてです!

計算力だけじゃない!そろばんで身につくチカラ

観察のチカラ

計算を進める上で欠かせないのは数字を正しく認識することです。いくら素早く正確に計算したところで、前提となる数字がまちがっていたら台なしです。一つのミスも許されないという状況で計算トレーニングをくり返していると、一つひとつの数字を注意深く読み取る能力が自然と磨かれていきます。

子どもはたくさんの計算をくり返すなかで、数の仕組みを自然と理解して習得していきます。数字を徹底的に観察して向き合う経験は、将来の学習にも大いに役立ち、自信にもつながります。

イメージのチカラ

一般的に計算をするときは、言語や論理的思考の分野をつかさどる左脳を使います。ところがそろばんの有段者が暗算をしているときには、イメージなど感覚的な分野をつかさどる右脳が活発になっているという研究報告があります。

たとえば「55×25」を計算するのに、一般の人が5かける5が25で・・・と数字を言語化して計算している間に、そろばん有段者は一瞬のうちにイメージのそろばんの珠(たま)を弾(はじ)いて、ほぼ直感的に計算を完了してしまいます。計算を右脳で処理するパターンを完全に自分のものにしているからこそできる芸当ですね。

記憶のチカラ

そろばんでの暗算は、前述の右脳で処理した膨大な答えのパターンの記憶によって成り立っています。そのため、そろばんでトレーニングした答えのパターンは直観像として長く記憶にとどまります。

一般的に左脳を使った記憶は短期間で忘れてしまうことが多いのですが、右脳を使った直観像の記憶は長い期間失われないといわれています。記憶方法に他の人が持っていない引き出しが増えるというだけでも、そろばんを学ぶ大きなアドバンテージとなるでしょう。

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集中のチカラ

脳のはたらきを強調しましたが、一目瞭然、そろばんの最大の特徴は使う道具であるということです。計算する桁(けた)が多くなるほど、指先操作の数も増えます。

速く正確にインプットとアウトプットの作業をとめどなくくり返すこの作業には、集中力が欠かせません。ミスができないという緊張のなかでのトレーニングは、集中力を養うのに大いに役立ちます。

情報処理のチカラ

集中力と重なりますが、速く正確にインプットとアウトプットを行う訓練は、必要な情報を素早く把握して処理する能力を鍛えます。ここで身につけた情報処理能力は、どの教科にでも応用が効く強力な武器となり、学習全般によい影響をもたらします。

速聴読のチカラ

そろばんには「読み上げ算」があるというのはご存知でしょう。次々と読み上げられる問題を即座に聴き取って計算していくこの方法は、速聴のトレーニングにもつながります。それと同時に、いくつかの数字の並びを1つのブロックとして認識していく速読のチカラも自然と鍛えられていきます。

第一ゼミも導入する「いしど式そろばん」での事例

例えば小学1年生から第一ゼミでいしど式そろばんを始めたMさんは、2年生で3級、3年生で1級、4年生で5段+暗算5段に合格!そろばん学習は継続しながら、中学受験クラスでも上位の成績を獲得しています。

「いしど式」を運営する石戸珠算学園のアンケート調査(卒業生20名・保護者10名)によると、卒業後に進学した高校の平均偏差値は69。大学も国立・私立とも有名大学への進学が目立ちます。

また、「計算力」「学力」「非認知能力(テストでは測りにくいそろばんで身につくチカラ)」について10段階評価してもらったものも以下の一覧にまとめています。「できることは楽しい→やればできる→失敗は怖くない→チャレンジ」を繰り返してきた成果がアンケート結果にも表れています。

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中学受験対策としてのそろばん

そろばんを習うことで、中学受験を突破する基礎力を身に付けることができます。

具体的には情報処理能力、注意力、集中力などの向上が期待できるので、そろばんは中学受験に最適な学習法と言えるでしょう。

中学受験で役に立つそろばんのメリット

中学受験をする場合のそろばんのメリットについて紹介していきます。

勉強は日々の積み重ねで成績が上がるものですが、そろばんも同じです。シンプルな計算を続けていくと、自分の計算スピードの成長を実感でき、努力の成果を肌身で感じられるというメリットがあります。

努力した結果に得た自己成長感はモチベーションアップにつながるので、中学受験が成功するきっかけとなるでしょう。

また、勉強効率が飛躍的に上がるのもメリットです。

そろばんを経験すると情報処理速度が向上するため、暗記科目を勉強する際のインプットやアウトプットにおける反復学習効率を大きく上げることができます。

そして、もう1つのメリットは算数の学習にとても有効という点でしょう。

そろばんで身に付けた素早く正確な計算能力は、受験対策の基本となる足し算や引き算などの四則計算が正確に行えるため、初期段階の基本をクリアすることができます。

基礎の計算ができると高度な問題の学習に多くの時間を充てられ、有効活用できます。

そろばんで得られる能力

そろばんは基礎的な算数の力や素早く物事を処理できる力を身に付けることができます。中学受験で算数の勉強は必須ですが、そろばんを経験すると基礎的な計算能力が身につくので受験勉強の一環としてとても重要と言えます。

中学受験は時間との勝負という一面もあり、処理速度も同時に意識するポイントとなります。受験本番で的確かつ素早い計算処理能力を発揮できるようになるためにも、そろばんはとても有意義な習い事と言えるでしょう。

次に注意力が高まりミスを少なくして計算できる力が身に付きます。中学受験本番でケアレスミスをするケースも考えられますが、そろばんで注意力を高めるとミスが少なくなり、試験でも実力を出しきれます。

身に付く能力の3つ目として集中力が挙げられます。制限時間内に解答しないといけませんので、集中力を高く保った状態で試験に臨む必要がありますが、そろばんの学習で集中する力を身に付けることができます。

そろばんは完成度の高い習い事

技術や計算力以外にも、そろばんを学ぶメリットはたくさんあるということをご紹介しました。

ほかの教科にも役立つだけでなく、社会に出てからも活かされる一生もののチカラを培うという意味でも、そろばんはとても完成度の高い習い事です。

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