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偏差値だけで決めてない?私立高校の受験校選びのポイント

偏差値だけで決めてない?私立高校の受験校選びのポイント

中学3年生にとって、秋以降はどの高校を受験するのかを具体的にしていかねばならない時期。ところがどんな学校があって、どうやって選べばいいのか、今の時期にきちんと理解して志望校を決められる受験生はさほど多くはありません。

公立高校を第一志望にするにしても、まずカギとなるのは私立高校選びです。この選択を正しくすることができるかで、受験戦略の成否は大きく変わってきます。そこで今回は私立高校の受験校選択について、押さえておきたいポイントを見ていきたいと思います。

“知っている高校”でも情報収集は必須

「私学無償化」の影響で、私立高校を積極的に選ぶ生徒も多くなっています。私立高校選びでありがちなのが、前から知っている学校の中から決めてしまうことです。

例えば、家から近い、先輩や知り合いの進学先、クラブ活動の強豪校。何かのきっかけでなんとなく良いイメージを持ち、知っていると思っている学校です。このパターンで進学先を選んでしまうと、実際に入学してからイメージとの違いに戸惑ってしまうことも。悔いなく高校生活を送るための第一歩は、しっかりと情報収集することです。

「知っている」学校でも、思い込みをいったん白紙状態にして、丁寧に調べ直してみましょう。なんとなく聞いていた情報と、通う可能性があると意識して集める情報とでは、大きく違いが出てくるものです。

学校見学では第一印象や直感も重要

高校を選ぶ時、卒業後の進路ももちろん見るべきポイントではありますが、高校選択の時点でもっとも大切なのは、これから3年間を過ごす学校の校風が合いそうかどうかです。感じ方は人それぞれなので、本人がその学校に足を運んで実際に確かめる以外に方法はありません。

進学する可能性が少しでもある学校の説明会や見学の機会はできるだけ逃さないよう、しっかりと情報のアンテナを張っておくことが大切です。コロナ禍で、学校まで足を運びたくない場合は、オンラインでの説明会や見学を実施している学校もありますので、学校のホームページなどでしっかり確認してください。

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実際に通っている生徒の様子や授業の雰囲気を感じるのをはじめ、ほかにも自宅からの距離、周辺の環境、校舎や設備など、確認しておくべきポイントはたくさんあります。

特に私立高校は施設面や教育方針、カリキュラムなど、それぞれの学校の特色があるので、見学に行ってみた時の「なんとなく楽しく過ごせそう!」「ちょっと思い描いていた感じと違う・・」といった第一印象や直感も大事にしてください。

高校3年間でやりたいことは何?

例えば、中学校で打ち込んできたクラブ活動を高校でも続けたい、留学して外国語を身につけたいなど、入学後のビジョンはありますか?進学先の学校に自分がやりたいことが十分にできそうな環境が整っているかどうかもチェックが必要です。

充実した高校3年間を送るためにも、進学して何をやりたいのかをハッキリさせ、自分のすべきことを事前に明らかにしておくことが重要です。

進学実績は複数年で傾向を見よう

高校3年間の毎日を充実して過ごせる期待が持てそうな学校を絞り込んだら、次はさらに先の未来に目を向けましょう。高校卒業後は大学進学を目指したいという場合、進学実績の確認は必須です。

例えば志望校Aと志望校Bがある場合、2校の直近の進学実績を並べて判断してしまいがちですが、ここでもうひと手間かけることがポイントです。それぞれ、最低でも過去3年分の進学実績を調べて推移を確認してみてください。上昇、下降、横ばいなど、単年では分からなかった推移や傾向が見えてきます。

受験校選びに模擬テストは必須

とはいえ、大阪府内の私立高校だけでも100以上ある中、すべての学校を検討するのは現実的ではありません。自分の学力に見合った候補の中からベストな学校を選択することになります。

自分の実力だと全受験生の中でどれくらいの位置になるのか、各教科の偏差値はどれくらいなのか、志望校に合格できる可能性はどれくらいあるのか。これらの情報を中学校で行われる実力テストだけで正確に把握するのは難しいのが現実です。

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そこで活用したいのが、塾などが毎年決まった時期に実施している模擬テストです。基本的には受験者数が多いテストほど、誤差のない正確な実力・合格判定が出ます。どの模擬試験を受けていいか分からない場合は、規模が大きなものを選ぶとよいでしょう。

塾には受験料が無料の公開テストがあるので積極的に参加してみてください。そのテスト結果・合格判定を考慮に入れながら最終的な進学先候補を絞り込みましょう。中学校の三者面談の時にまだ志望校が絞り切れていないということにならないよう、早め早めの行動が肝心です。

いまの自分の実力の客観的な分析を

「受けるのはもっと勉強していい点が取れるようになってから」と、なかなか模擬テストを受けたがらない生徒がいます。模擬テストを受ける意味は、いまの自分の実力を正しく知ることにあります。

また、年間を通して何度か受験をすることで、学習の成果を測ることもできます。教科のどの単元に弱点があるのかを知り、総合であと何点取れるようになれば合格圏なのかを確認する。課題と目標が具体的になれば、入試本番までにやるべきことを逆算します。

すでに通っている塾があるなら、志望校選びや学習計画などを先生に相談するのもおすすめです。せっかく身近にいる受験のプロのアドバイス。頼りきるくらいの気持ちで積極的に活用してください。

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第一ゼミナールの高校受験対策

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