先輩からのメッセージ

生徒の一言が、苦労を楽しさに変えてくれる
小島 あかりさん(ファロス個別指導学院 六甲道教室)
講師をするきっかけは

高校2年生の冬から高3まで塾に通っていました。担当の先生の授業がとてもわかりやすく、また、大学のことを話してくれたり、自分の受験時の経験などのアドバイスをいただいたりと、とても頼りになる尊敬できる先生でした。自分も生徒からそう思われる先生になりたいと思ったからです。

心がけていることは

出勤すると小テストの準備をします。授業はあらかじめ準備してからのぞむようにしていますが、個別指導なので生徒一人ひとりに合わせた授業は正直大変ですね(笑)。学校の授業対策や受験生の場合は受験対策を中心に生徒に合わせた指導をしています。その際、生徒の性格などによって言葉のかけ方や授業のテンションを合わせるよう心がけています。

仕事の楽しさ・面白さは

始めたての頃は正直不安もありましたし、「しんどいなって」思ったこともありました。
授業中に生徒から「なるほど、そうなんや」と自然に言葉が出た時は、指導の仕方が生徒にあっていたとうれしくなりますし、進路で悩んでいる生徒から相談を受けた時には頼りにされているのだなと、やりがいも感じています。特に、辛い受験を乗り越えた生徒が、新しい制服を着て教室に来た時は「やっていて良かった」と心から思いますね。

仕事を通じて自分の成長したと思うところは

元々、積極的に人にアドバイスしたり、励ましたりする性格ではなかったのですが、この仕事をしていく中で生徒の様子や変化に敏感になりました。元気がない時ややる気がないと思える時は「どんな言葉をかけたら、やる気を出してくれるんだろう」と生徒の気持ちを考えるようになりました。この仕事は生徒のことをいろいろ考えることも多く大変なのですが、自分が成長できる仕事なので、これからも続けたいと思っています。

教室の雰囲気は

担当講師と生徒の仲のよさは伝わってきますね。そう大きくない教室なので、なおさら良くわかります。また、生徒のことで悩み、教室長に相談した時は、どんな言葉を生徒にかけたらいいのかを一緒に悩んでくれますし、私の考えを肯定・否定するわけでなく、自分で考えて成長できるようにアドバイスをしていただけます。

塾講師をしてみようと思う人へのメッセージ

最初は大変だし不安もあると思いますが、その中で「どうすれば生徒がわかってくれるのか」自分なりに考えてやってみてください。その苦労が生徒からの一言で、うれしさ、やりがいに変わる時が必ずやってきます。