意外と短いのに、楽しみなイベントや行事が盛りだくさんなのが冬休み。クリスマスにお正月、見逃せないテレビの特番などなど…。何となく過ごしていると、あっという間に新学期が来てしまいます。学校があるときは学習習慣がついているというお子さまでも、冬休みは楽しいイベントなどがいっぱいでついつい勉強のペースが乱れてしまいがち。
そこで今回は、冬休みに生活・学習のリズムを乱さないための方法についてアドバイスします!
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学習目標に具体性はありますか?
「2学期に学んだ範囲の復習をしっかりやろう」「宿題は早めに済ませよう」
冬休みに入る前、お子さまと一緒にこんな目標を立てたことがあるという保護者の方は多いのではないでしょうか。周りが何も言わなくても冬休みが始まる前に、お子さま自身が宿題も含めた自分の学習課題を計画し、勉強を進めることが理想です。とはいえ、現実はそう簡単にはいきませんね。
では、うまくいかない理由は何でしょう。
まず確認が必要なのが計画の具体性です。上の目標を例に見てみましょう。
「2学期に学んだ範囲」というのは、教科書の単元の「どこからどこまでの範囲」なのか不明確です。また、冬休みが終わるまでにどれだけの量を復習すれば「しっかり」と言えるのかも分かりません。
「いつ、何を、どのくらい」学習するかが実は何も決まっていないのに、気分だけは計画を立てたようになり、そのまま冬休みを迎えることに。もちろん結果はご想像の通りです。
「明日も休み」の甘いワナ
イベントが多い冬休みですから、楽しむときは思い切り楽しむことも大切です。でもそればかりではいけません。オンとオフの切り替えをして、意識的に生活のリズムを崩さないようにすることはもっと大切!とはいえ、どうしても自分に甘くなってしまいやすいのが長期休暇の特徴です。裏を返せば学力アップの最大の障害ということにも…。
「明日も休み」と思うと気が緩むのは誰にでもあること。ですが、毎日だらだらと過ごしていては生活リズムが崩れるだけでなく、せっかく積み上げてきた学力だって下がってしまいます。きちんとメリハリをつけて冬休みを乗り切るには、本当に実行可能な学習計画を立てることが第一です。
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学習面だけじゃない!冬期講習の利用価値
自分だけで計画を立てて、自分だけで毎日の学習リズムを管理する―。
なかなか簡単にできることではありません。そこでおススメなのが、塾の冬期講習を徹底的に活用するワザです。授業を受けて学力が上がるという直接的な効果はもちろん、冬期講習には他にも大きな利用価値があるのです。
まずは学習計画。塾の先生はプロですから、お子さまの現在の実力を的確に把握して最適な学習計画を提案してくれます。数えきれないほどの子どもを指導してきた先生の計画は、お子さまにぴたりと当てはまるはず。具体的に「いつ、何を、どのくらい」が明確になり、きっとお子さまの冬休みの羅針盤となることでしょう。
そして学習が計画通りに進んでいるか、冬期講習に通うたび確認ができるのも大きなメリットです。プロのアドバイスのもと、計画の進み具合の管理や実状に合わせた修正ができるというのは大きな価値です。家族ではない大人、それも塾の先生に見守ってもらっているというのは、意外と学習の動機づけになるものです。
さらに生活リズムという観点でもメリットがあります。冬期講習のスケジュールはあらかじめ決まっています。つまり講習がある日は「明日も休み」ではなくなるわけです。次の日にすべきことがあると気持ちのメリハリをつけやすくなり、生活に一定のリズムが生まれます。また、講習に行くと課題が出ます。お子さまは次の講習日から逆算して、いつスタートすれば間に合うのかを考えて学習に取り組む、という良いサイクルが自然というのも見逃せないポイントでしょう。
冬期講習会が学力を伸ばすだけではなく、その他にも利用価値があるというお話、いかがでしたか。もうすぐ冬休み。まだ塾に通うまでは…と思っている方も、まずは短期間の冬期講習だけの受講を検討してみてはいかがでしょう。講習会は気になっている塾の「お試し」ができる絶好のチャンスでもあるのですから。