スマートフォンが普及するにつれ、小学生がスマートフォンを使う機会も増えています。
子どもが塾に通うに当たり、「連絡ツールとしてスマホを持たせたい」というご家庭もあるでしょう。一方で、「スマホ依存になったり、トラブルに巻き込まれたりしないか心配」という声も聞かれます。
子どもが正しく安全にスマートフォンを使えるように、親子で決めておきたいルールをご紹介します。
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ながらスマホはしない
「歩きながら」「自転車に乗りながら」「食事しながら」「勉強しながら」などの、ながらスマホは禁止しましょう。
特に、「歩きながら」「自転車に乗りながら」のスマートフォンは事故にもつながるので、絶対にNG。子どもの外出中は親の目が届かないので、普段から言い聞かせておくことが大切です。
自分の部屋に持ち込まない
子どもがスマートフォンを自分の部屋に持ち込むと、勉強の妨げになったり、スマホに熱中しすぎて夜更かししてしまったりする場合があります。ですから、「自分の部屋には持ち込まない」、あるいは「使うときはリビングで」など、ルールを決めておくと安心です。
なお、スマホを「子どもが外出するときの連絡手段」と割り切るなら、「家では使わない」というルールを作り、子どもが帰宅したら親がスマホを預かるという方法もあります。
友だちとのやりとりは◯時まで
スマホを持っている小学生同士なら、通話やメール、メッセンジャーアプリなどで、コミュニケーションをとることができます。ですが、ついつい長電話してしまったり、メールやメッセージを長く続けてしまったりと、やめどきがわからないといった問題も。その結果、友だちとケンカになったり、相手のお宅の迷惑になったりすることもありえます。
ですから、子どもにスマホを買い与えるなら、最初に「友だちとのやりとりは午後◯時まで」というように、利用時間を制限しておきましょう。友だちと連絡先を交換するときは、利用時間のルールもいっしょに伝えるようにすると、より確実です。
掲示板やSNSに勝手に投稿しない
ネット上の掲示板やSNSに不用意に書き込みをすると、個人情報の漏洩や炎上といったトラブルに発展する恐れがあります。「書いてよいことと悪いこと」を小学生が自分で判断することは難しいので、掲示板やSNSには勝手に投稿させず、事前に親に相談させましょう。
なお、コメントの書き込みだけでなく、写真や動画の公開も同様です。
知らない人とはやりとりしない
スマホを使っていると、悪意を持った第三者と接触してトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクがあります。ですから、小学生に専用のスマートフォンを持たせる場合、有害サイトのブロックやフィルタリングで、出会い系サイトなどの類いにはアクセスできないようにすることが先決。
また、有害サイトと認識されないサイトでも悪意ある人物に接触する可能性があり、友人や知人を介してトラブルに巻き込まれることもあります。それらを防ぐには、「自分が直接知らない相手とはやりとりしない」というルールを作りましょう。
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アプリを勝手にダウンロードしない
アプリの中には、子どもが利用するには不適切なものや、有料のものもあります。また、アプリそのものは無料でダウンロードできても、サービスを利用する中で料金が発生するものもあります。ですから、アプリは勝手にダウンロードせず、ほしいアプリがあるときは親に相談させましょう。
また、フィルタリングサービスを使って、子どもに使わせたくないカテゴリのアプリをブロックしておくと、より安心です。
いかがでしたか。
これらのルールは、くり返し子どもと見直して、「きちんと守れているかどうか」「不安なことはないか」を確認することが大切です。また、子どもが成長するにつれ、ルールの更新も必要になってくるでしょう。
スマートフォンの利用を通して小さい頃からネットリテラシーを養っておくことは、子どもたちがIT社会で生きていく力につながります。スマートフォンは、上手に、安全に活用していきましょう。