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夏休みの読書感想文「課題図書」と「自由図書」どちらが有利?

 

夏休みの恒例行事ともいえる「青少年読書感想文全国コンクール」。
毎年課題図書が発表されますが、それ以外の本を読んで書いた読書感想文でも応募できることをご存じですか?
青少年読書感想文全国コンクールには、課題図書が対象の「課題読書」と、子どもが自由に本を選べる「自由読書」の2つの区分があるのです。

入賞しやすさに差はあるの?

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青少年読書感想文全国コンクールの審査は「地方審査→中央審査会」の2段階で行われます。
都道府県審査会では、学年別の部門ごとに「課題読書」と「自由読書」から1編ずつを選定するので、課題読書と自由読書の選ばれやすさは平等です。

 

なお、最終的な「最優秀作品」や「優秀作品」は、課題読書・自由読書を合わせた中から、決められた数だけ選ばれます。「最優秀作品」は、学年別部門ごとに、毎年1編のみ。

そこで、過去5年間に課題読書・自由読書から最優秀作品に選ばれた回数を調べてみました。
図書
このように、5年間の最優秀作品は、課題読書からも自由読書からも選ばれています。
ですから、「読書感想文は課題図書のほうが有利」ということはなく、「よく書けた読書感想文が受賞する」といえるでしょう。

 

 

決め手は「本選び」

69-4

 

よい読書感想文を書くには、よい読書体験が欠かせません。
「よい読書体験」とは、本を通じて心を動かされたり、自分を見つめなおしたり、わからなかったことが解決できたりすることだといわれます。

 

毎年発表される「課題図書」は、本の専門家の方々が、「子どもの興味や関心を引くかどうか」「多くの感動や知識が得られるかどうか」といった基準によって選んだものです。
課題図書は、本のプロが選んだ「子どもにとってよい読書体験を得やすい本」なので、それだけ読書感想文が書きやすい本だといえるでしょう。

 

一方、「自由読書」には、子どもの興味・関心に沿った本を選べるというメリットがあります。
読書感想文で高評価されるポイントのひとつが、「自分の体験や抱負を盛り込むこと」。

 

そこで、「野球をしている子が野球選手の伝記を読む」など、興味・関心に沿った本を選べば、自分の体験や新たな気づき、心の動きなどが盛り込みやすく、イキイキした読書感想文が書けるでしょう。

 

読書感想文は、子どもが面白い本に出会い、読書の楽しさを知るチャンスです。
「課題図書か自由図書か」にこだわる必要はありません。「子どもが楽しく読めるかどうか」「子どもの興味・関心に合っているかどうか」で選びましょう。それが、読書感想文に対する評価にもつながります。

 

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