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失敗しない併願高校の選び方は?志望校合格のための効果的な学校を選ぼう!

失敗しない併願高校の選び方は?志望校合格のための効果的な学校を選ぼう!

高校受験において、本命校だけでなく第二志望校や第三志望校の併願校選びは非常に重要です。

特に、人口が多い地域では受験できる学校が多く、どの学校を併願すべきか迷う方も多いでしょう。正しい併願校選びができれば、受験のリスクを軽減し、進路の選択肢を広げることができます。

併願校選びには注意すべきポイントがあり、学校の偏差値だけでなくお子さまの目指す進路や学習環境、通学の負担など、細かな要素をしっかりと考慮することが大切です

この記事では、併願校選びの具体的なポイントや例を挙げながら、選び方を徹底解説します。



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併願高校とは?

併願高校とは、第一志望校に加え、合格の可能性を高めるために受験する別の高校のことです。

公立高校を第一志望とする場合、私立高校を併願で受験することが一般的です

万が一、公立高校に不合格だった場合でも、私立高校に合格していれば進学先を確保できるため、安心して受験に臨むことができます。

このように、併願校は受験のリスクを減らし、精神的にも安心を与えてくれます。併願校選びは志望校合格のための大事なステップです。

併願校を選ぶ理由と目的

併願校を選ぶ最大の理由は、受験リスクを回避することです

第一志望校が偏差値の高い難関校で今の成績だと合格する確率が低い場合、より合格しやすい学校を併願校として選ぶと、合格の可能性が高まります。

また、特定の部活動が強い学校や、教育方針がお子さまに合った学校を選ぶことで、「もしもの時でも満足できる学校」に進学することができます

例えば、大阪府のトップ校を目指す受験生の場合、公立の難関校「北野高校」や「天王寺高校」を第一志望、併願校として私立の「清風南海高校」や「大阪桐蔭高校」を選ぶことがよくあります。

専願との違いとメリット・デメリット

専願とは、第一志望校のみに出願し、その学校に合格すれば入学を確約する受験方式です。

私立高校でよく見られ、専願の場合は併願よりも合格基準が低くなることがあるため、合格しやすい点がメリットです

しかし、専願受験にはデメリットもあります。もし第一志望が不合格だった場合、他の選択肢がなくなります。一方、併願校を選べば複数の学校を受験して合格できる可能性があるため、進路が一つに絞られない分、安心です。

しかし、受験校が増える分、試験範囲が広くなり、勉強に時間がかかるため、準備が大変になる点も注意が必要です。

私立高校の「回し合格」や「1.5次入試」

多くの私立高校では、「回し合格(スライド合格)」と呼ばれる制度を採用しています。これは第一志望の学科やコースに不合格だった場合、同じ高校の他の志望学科やコースで合格できる仕組みです。これにより合格する可能性が高くなり、安心して受験に臨むことができます。

また、大阪府などでは「1.5次入試」と呼ばれる制度もあり、1次試験に不合格でも再チャレンジできる機会があります

参考:知らないと損!大阪府私立高校の1.5次入試について

どの制度にも共通しているのは、合格するチャンスが増えるということです。志望校が回し合格や1.5次入試の制度を採用しているかどうか、志望する高校の入試情報をチェックしておきましょう。

併願高校を決めるための基本ルール

併願高校選びには、いくつかの基本的なルールを守ることが大切です。

併願校の選び方が適切であれば、万が一、第一志望に不合格だった場合でも、安心して進学先を選ぶことができます。

第一志望校とのバランスを考え、無理のない範囲で併願校を設定することが重要です。

併願校を決めるうえで大切な基本ルールをわかりやすくご説明します。

第一志望校とのバランスを考える

第一志望校の難易度や偏差値と併願校のレベルが適切にバランスを取れているかを確認しましょう。

例えば、人気の高い難関公立校を志望する場合、併願校として少し偏差値ランクを下げた私立校を併願校に選ぶことが一般的です

ただし、あまりにも自分の学力に合わない高校を選ぶと、学習意欲が低下し、モチベーションが下がる可能性があります。

併願校は自分の学力に合った、適切なレベルの学校を選ぶことが大切です。

入試日程の確認とスケジュール管理

併願校を決める際、入試日程が重ならないかを必ず確認しましょう。

関西の公立高校と私立高校では、一般的に入試日が異なりますが、私立高校同士では入試日が重なることがあります

また、併願校の受験の日程が近い場合も注意です。試験準備や精神的な負担が重くなりますので、できるだけ試験日の間隔には余裕を持たせましょう。

スムーズな受験を行うためにも、入試日程とお子さまの体調管理を含めたスケジュール調整をして、計画的に準備を行ってください。



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お子さまの学力に合わせた併願校選び

併願校選びで最も大切なのは、お子さまの学力に合った学校を選ぶことです。

お子さまの学力よりレベルが高い学校ばかりを選ぶと、結果的に全て不合格になるリスクがあります。

仮に偏差値65の公立高校を第一志望にしている場合、併願校には少しレベルを下げて、偏差値60前後の私立高校を選ぶのが一般的です。

お子さまの偏差値や模試の結果を踏まえて、第一志望校より少し難易度の低い「安全校」を併願校に選ぶと安心して受験に臨むことができます

ただし、滑り止めとして学力に合わない低すぎる学校を選ぶと、合格後に「もっと上を目指せばよかった」と後悔する可能性がありますので注意してください。

併願校の校風・環境の重要性

併願校を選ぶ際、学校の学力レベルだけでなく、校風や教育環境も重要な要素です。

合格した後に「思っていた高校と違った」と感じることがないよう、事前に学校の雰囲気や方針をしっかりと確認しておきましょう。たとえ併願校であっても、入学後に満足できる学校生活を送るためには、自分に合った学校環境を選ぶことが大切です。

校風や教育方針を理解する

併願校の校風や教育方針が、お子さまの性格や希望に合っているかどうかを確認しましょう。

求められる生徒像や校風は学校によって異なります

同じ学力の高校が併願校として複数候補に挙がった場合は、お子さまに合った校風の学校を選ぶと良いでしょう。

部活動や学校行事のチェック

部活動や学校行事も、学校選びの大切なポイントです。

お子さまが頑張っている部活の強豪校であれば、スポーツを通じて充実した学校生活を送ることができるでしょう。また、学校行事が豊富な学校であれば、学業以外にもさまざまな経験を積むことができ、より充実した学校生活を過ごすことができます。

文化祭や体育祭など、学校ごとに特色のある行事があるため、お子さまの興味や好みに合ったイベントが多い学校を選ぶこともポイントです

併願校の選び方において、部活動や学校行事がお子さまと合っているかを事前に確認しておくことで、入学後も充実した学校生活を送ることができるでしょう

併願校選びで注意すべき点

併願校を選ぶときに、いくつか注意すべき点があります。

学力や校風だけでなく、入試形態や学費、通学のしやすさなども進学後の生活に大きく影響します。併願校選びで後悔しないように、以下の確認事項を押さえておきましょう。

学費や奨学金を確認する

併願校を選ぶ際には、学費の確認も忘れずに行いましょう。

一般的に私立高校は公立高校に比べて学費が高いため、進学後の経済的な負担を考慮しないといけません。私立高校は、授業料や施設費、部活動の費用が高額になる傾向があります。

ただし、多くの私立高校では奨学金制度や特待生制度が用意されています。家庭の経済状況に応じて学費が軽減される制度を利用できる場合もありますので、各学校の奨学金制度や特待生の条件についても調べておきましょう。

通学距離・時間を確認する

併願校選びは、通学距離や時間も重要な要素です。

たとえ学力や校風が自分に合っていたとしても、毎日の通学が過度に負担になると、長期的に見て学校生活に影響を与える可能性があります

仮に、自宅から電車やバスを何度も乗り継ぐ必要がある学校を選んでしまうと、体力的にも精神的にも負担が大きくなるでしょう。

家から高校までどれくらいの距離があって、どれくらいの通学時間がかかるのか必ず確認しておきましょう。片道1時間以上かかる場合、部活動や予習・復習に十分な時間が取れなくなることも考慮し、現実的な通学距離の学校を選ぶことが大切です。

進学実績を確認する

併願校を選ぶ際は、学校の進学実績も必ず確認しましょう。

卒業生がどの大学や専門学校に進学しているか、指定校推薦や内部進学制度が充実しているかは、将来の進路に大きな影響を与えます。

難関大学への進学者が多い学校であれば、それだけ受験指導が手厚いと考えられます

また、希望する進路に合わせた学科やコースがあるかもチェックポイントです。進学実績は学校の質を知る重要な指標となりますので、高校のホームページや説明会に参加して調べておきましょう。



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まとめ

併願高校選びは、受験を成功させるために重要なステップです。

お子さまの学力だけでなく、校風、通学距離、進学実績、学費など多面的に学校を調べましょう。第一志望校に向けた挑戦を支えつつ、併願校でも満足できる学校生活を送れるよう、十分な情報収集と準備を心掛けてください。

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