6つの実践の背景と認識
新「創業1年」にあたって、新たな理念とビジョンを掲げ、「社員・スタッフの自己成長と真のハッピー」を実現できる会社をめざし、新たな一歩を踏み出します。
それら理念やビジョンは長期的にその実現をめざすものですが、私達は日々、仕事をしています。その日々の仕事に、社員・スタッフがどのように臨めば、長期的に、理念やビジョンの実現に繋がるのかを全社スルーで示したものが行動指針です。
この行動指針の共有度、実践度が個人・部門ひいては会社全体の理念やビジョンの実現度となり、さらには「社員・スタッフの自己成長と真のハッピー」の実現度となるものです。また、この行動指針のベースとなるものが「6つの実践」です。私の認識ではこの6つの要素は1つも欠かせないものであり、言わば「6つで1セット」ですし、くり返しますが、その実践を通じて自己実現感、ハッピー感を実感してほしいと強く願うものです。
「6つの実践」を自己成長の「課題」に
ところが、この6項目は自問すると大半の人は「賛同」もしくは、「自分は概ね実践している」と判断するでしょう。そう認識すると何度読んでも、何年たっても自己成長の「課題」になりません。確かに「高いセルフエスティーム(有能感・重要感)」は必要ですが、単純に自分を高く評価(「何でも出来ている」)することではなく、むしろ「まだまだもっと」の意識で謙虚に自分を高めるために懸命に取り組んでいることが、本当の意味での「高いセルフエスティーム」だと私は思います。今迄の「求められる社員像」でもそうであったように、本当に謙虚な人は真剣にまだまだの意識で「課題」として取り組み、その差はますます開いているのです。
理解や賛同だけでなく、「実践」がポイント
これに関連して2点確認しておくことがあります。1つは上記の「賛同する」と思うのは「顕在意識」であり、本当の自分の履歴である「潜在意識」に記録していくには「実践」が極めて有効であるという点です。「賛同」しても途中で、何かの理由、「もう少し様子をみてから」「やっていない人もいるし」「本当にいい結果がでるのか」等々の言い訳を用意し、結局実践しなければ、自己成長や人間力発揮に繋がらないということです。私の場合はこの6項目を常に意識し、潜在意識にすり込むために、時々唱え、いつでも実践できる臨戦態勢を敷いていますが、それ位してもなかなか身につかないと実感しているからです。
実践度は「結果(目標達成度)」と「他者認識」で
もう1点は、この6項目がどの程度実践できているかは自分で判断すべきでなく(甘くなりすぎ、真剣な課題とならないから)、実践度は結果に反映されるという視点から各種の結果(各種目標達成度)と上司、部下、顧客をふくめた360度チェック等他者認識で、判断すべきですし、それを原因自分論で真摯に受け止めるということが不可欠です。要は自分の成長のための課題や「バー」を低くするのではなく、出来るだけ正確に高めに設定し、まだまだの意識でチャレンジをすることが、結局は自分のプラスになることは言うまでもありません。
6つの実践の背景と認識を共有し、理念の実現へ
「6つの実践」を「全員」で共有し、実践することを通じて、中長期的に理念やビジョンを実現できることを強く願っています。個人のレベルでもそうですが、会社としても「大体出来ている」と認識すれば、課題設定にはなりません。やはり、客観的に、厳しくみれば、当社の現状とめざすべきレベルとはかなりの開きがあるとみるべきです。
今回の会社としての提示は、それらのことも含めて新「創業1年」として、「自己成長」を基軸に、新理念、ビジョン、6つの実践で新しい座標軸を、会社としても、個人としても設定し、「全員で」(「私はちょっと」とか、「あの人は難しいから除外」とか、ウィザスの社員・スタッフである限り例外を認めず、「全部門全員で」です)実践しようとするものです。まして、私達は日頃から生徒に「6つの実践」等を促し、指導する立場にあます。生徒に「話す」ことは全て「自ら範を示す」ことが、個人としても組織としても求められます。それは同時に、私達の最大の職責である「生徒を心から動かす」ために不可欠であり、自らの率先垂範なしに「生徒を心から動かす」ことはあり得ません。それと共に各々の社員が、「全員で実践」を強く認識し、個人単位で、過去の批判や不信を転換し、その第一歩を踏み出すことです。批判や不信はどこかでピリオドを打つ勇気がないと、誰にもプラスは生み出しません。
合わせて、社員相互間や部門でも「相互尽力・相互貢献」を明確にし、「明日を語る、励まし合う仲間」として、「私はこう思う」という「他者認識」を忌憚なく語れることです。部門単位で、原因自分論で、「ゆがみ合う関係」から「高め合うしくみ」をどうすぐにつくるかです(これがつくれなければ、部門として「顧客への貢献」「社員への貢献」「社会への貢献」はあり得ません)。全社的にも、「自己成長」を基軸とし、「アメーバ経営」「STシート(自己変革・成長シート)」「適人適所人事」「新評価制度」等、出来る限りスピードをあげて、新経営体構築を進めます。
くり返しますが、これらを進めるキーワードは「全員で」「6つの実践」であり、目標は企業理念とコーポレートビジョンの実現です。この「6つの実践」を「全員」で共有し、実践することを通じて、中長期的に理念やビジョンを実現できることを強く願っています。個人のレベルでもそうですが、会社としても「大体出来ている」と認識すれば、課題設定にはなりません。やはり、客観的に、厳しくみれば、当社の現状とめざすべきレベルとはかなりの開きがあるとみるべきです。
今回の会社としての提示は、それらのことも含めて新「創業1年」として、「自己成長」を基軸に、新理念、ビジョン、6つの実践で新しい座標軸を、会社としても、個人としても設定し、「全員で」(「私はちょっと」とか、「あの人は難しいから除外」とか、ウィザスの社員・スタッフである限り例外を認めず、「全部門全員で」です)実践しようとするものです。まして、私達は日頃から生徒に「6つの実践」等を促し、指導する立場にあります。生徒に「話す」ことは全て「自ら範を示す」ことが、個人としても組織としても求められます。