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内申点が合否に影響!大阪府高校入試で大切な定期テスト!

内申点が合否に影響!大阪府高校入試で大切な定期テスト!

高校入試に「内申点」は大きく関わるもの、というイメージは何となくあっても、実際の算出方法や使われ方まではよく分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中学校の成績や評価を表す内申点は、高校進学にどれくらい影響のあるものなのか、どうやって決まっているのか、について詳しく見ていきたいと思います。カギを握るのは定期テストです。

「内申書」とは

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公立の高校受験で必ず話題になる「内申点」。これは「内申書」に記載される9教科の評定を合計した点数のことです。評定とは、各教科の年間の成績を5段階で評価したものを指します。

よく、学期末に配付される通知表と勘違いされる方がいますが、通知表は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点を、ABCの3段階で評価したものです。評定では、この観点別評価が年間をとおしてすべてAなら5、すべてCなら1、のように評価されています。

内申書ってどんなもの?

簡単に言うと、中学校で学ぶ各教科の成績や成果をもとに出された評価のことです。

正式には「調査書」といい、受験先の公立高校は、学力検査の成績(450点)と内申書の評定(450点)の2つに、高校ごとに選択した倍率をかけて総合点(900点)を算出。合否を判定します。進学校ほど学力検査の比重が高くなる傾向がありますが、内申書を軽視してはいけません。

令和元年度大阪府公立高校入試内申書(調査書)

例えばトップ高が採用するような学力検査と内申書の割合が「7:3」のタイプだと、内申書は900点中270点。通知表の平均が「4.5」と「3.5」の人を比べると、入試前にすでに54点の差がついてしまっています。「3:7」のタイプだと126点にまで差は広がります。入試当日にこの差を逆転するのは簡単ではありません。

大阪府は中学1年~3年の成績が反映

大阪府では、中学1~3年までのすべての成績が内申書に反映される仕組みを採用しています(1・2年と3年で比重は異なります)。

毎回の定期テストが、しかも1年生のテストから高校入試に必要な内申点に直結する重要な要素ということは知っておくべきです。なぜなら定期テストの攻略なくして高校入試の成功なしと言っても過言ではないからです。

大阪府 一般入学者選抜 調査書の評定(内申点)の内訳(450点満点)

中1中2中3
割合113
配点例90点満点90点満点270点満点
配点例9教科 x 5段階評定 x 2倍 = 90点満点9教科 x 5段階評定 x 2倍 = 90点満点9教科 x 5段階評定 x 6倍 = 270点満点

調査書の評定は、上記の通り中学1・2年の割合がそれぞれ1、中学3年の割合が3となっており比重が高いため、「中3で頑張れば何とかなる」と思ってしまうかもしれません。しかし、受験が目の前に迫る中学3年では、誰もが全力で取り組み、成績アップを狙っています。受験で大きなアドバンテージを得たいなら、中学1・2年の早いうちから対策をしましょう。

特に、中学学習の入門期にあたる中学1年は、内容もそれほど難しくないので、定期テストで高い点数を取りやすいものです。中学3年から追い込むのではなく、中学1年からコツコツ学習する習慣を身につけて、高い内申点が取れるようにしましょう。

高校受験における入試問題と内申点の比率

それでは、実際に入試問題と内申点の比率は、どれくらいなのでしょうか。私立高校と国公立高校に分けて、ご説明します。

私立高校受験の場合

私立高校では、基本的には当日の入試の結果と内申点を合わせて選考しますが、当日の入試の点数を重視する学校がほとんどです。

学校によっては内申点の最低限の基準が設けられているところもあります。ただ、その最低ラインさえクリアしていれば、たとえば内申点が「3」でも「5」でも合否判定の結果は変わらないことがほとんどです。そもそも、学校によっては、出席日数さえクリアしていれば、極端な話内申点で「1」がほとんどでも当日の試験で高得点をとれば合格になるケースもあります。

このように、私立学校は学校によって、当日の入試の点数と内申点の比率が異なってきます。詳しくは、志望する学校の入試制度を確認してみましょう。

国公立高校受験の場合

続いて、大阪の公立高校の場合は、学力検査と内申点の比率は学校ごとに異なります。実際に、大阪の公立高校の学力検査と内申点の比率がどれくらいか、見てみましょう。

偏差値学力検査:内申点点数の計算方法
7:3(630:270)(450×1.4):(450×0.6)
 6:4(540:360)(450×1.2):(450×0.8)
5:5(450:450)(450):(450)
 4:6(360:540)(450×0.8):(450×1.2)
3:7(270:630)(450×0.6):(450×1.4)


表のとおり、偏差値の高い学校になるほど当日の学力検査の比率が高くなる傾向にあります。したがって、内申点が多少悪くても、当日の学力検査で高得点をとれば挽回の余地があるとはいえます。

一方で、学力検査よりも内申点の比率の方が高い学校においては、内申点をしっかり取れていれば、多少当日の学力検査で失敗したとしても合格の可能性はあるといえます。

また、国立高校(大阪教育大学付属高校)の場合は、学力検査と内申点の比率について公表はされていません。ただ、国立高校は基本的にハイレベルであり、受験する生徒は総じて内申点が高い傾向にあるため、基本的には当日の学力検査で差がつくといえます。これは、公立のトップレベル高校でも同じです。


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入試の合否に影響する定期テスト

大阪府の高校入試においての内申点の重要性と、内申点は毎回の定期テストが直結しているということを説明しました。

そもそも、定期テストの持つ意味とは何なのでしょうか。

一定期間に学習した内容をどれだけ理解できているか、以前のテストと比べてどれだけ向上が見られるかなど、学習到達度や学力の伸び、努力を測るのが定期テストの目的です。この結果をもとに学期ごとの成績が評価されます。3学期制の中学校だと年5回、3年間で計15回の定期テストがあります。

毎回の定期テストを「わかる」「解ける」ようになるために学習を積み重ねることが学力向上につながり、結果として内申点向上にもつながっていくサイクルが理想です。

テストが返却されたら誰でもその結果に一喜一憂するものですが、大事なのはそこから後の行動です。間違った問題をそのままにせず、解き直しを必ずするようにしてください。入試は点を取るためのテストですが、定期テストは課題を確認・克服するためのテストです。

積極的に活用できるかどうかで後々の受験勉強の負担が違ってきます。

定期テストに向けた準備と流れ

定期テストの出題範囲はだいたい2週間前に決まります。1~2ヵ月分の学習内容が毎回平均的に出題されるので、小学校の時のようにテストの直前だけ勉強する一夜漬けのような方法ではまず追いつきません。

十分な準備を進めるためにも、出題範囲が決まったタイミングでテスト勉強モードに生活パターンを切り替える必要があります。

十分な成果を上げるには「5教科・50時間の勉強が必要」だと考えられています。テスト2週間前のタイミングで逆算してみると、1日3~5時間は勉強時間に充てる必要があります。期末テストになると9教科になることが多いので、勉強時間はさらに増えてきます。

教科書やノート・資料集・プリントなど、テスト範囲に入っているものは網羅しなければ万全の対策とは言えませんから、「テスト勉強は多くの時間がかかるもの」と意識も切り替えて臨むことが大切です。

目標点の設定と計画づくり

例えば、これまで行ったことのない場所に行く時、駅までの距離や乗り換える路線、その他の交通手段、それぞれにかかる時間や料金など、目的地までに何がどれくらい必要かを確認すると思います。

目標点と途中で通るポイントをはっきりさせてから出発するので、遠回りしたり迷ったりせずに到着できます。目標点や道のりが少し見えにくいですが勉強もこれと同じです。目標点を設定すると、「どの教科を・何を使って・どのように・どれくらい」するのかが具体的に見えてきます。

苦手教科や理解するのに時間がかかってしまった単元・分野については、特にゆとりを持って取り組めるように計画を立てるようにしておくとよいでしょう。自分の判断だけでは不安という場合は、普段から学習の状況を見てもらっている学校や塾の先生に相談するのがおすすめです。

次の定期テストに向けて

1.計画を立てて実行しよう
2.教科をうまく組み合わせ、効率的な勉強をしよう
3.一夜漬けにならないようテストを受けるまでの準備は早め早めを心がけよう


これだけやっても、満足のいく結果はなかなか得られません。ミスを次のテストに活かすことが大切です。

思うようにいかなかったテストには得点アップのためのヒントが詰まっています。結果は結果として受け止め、間違えた部分の「伸びしろ」と捉えて次につなげる対策を前向きに考えられるかどうかが大きなポイントになります。コツコツとその積み重ねをしていくと、成果が出やすい自分なりの学習スタイルが必ず見つかります。

冒頭にご紹介した通り、定期テストの結果は、高校入試に直結する内申点に大きく影響します。いかに早く自分の学習スタイルを発見できるか。それが中学校の勉強、さらには高校入試を制するカギになります。

この時に身についた学習習慣は、中学校だけでなく高校に入ってからも必ず役立ちます。毎日、少しずつでも勉強する習慣をできるだけ早く身につけることが、結果的に一番ラク(効率的)で成果が上がりやすい方法なのです。学習習慣や学習法をどのように身につけたらいいか自分でわからなければ、学校の先生や塾の先生に相談するのもよいでしょう。

塾によっては、地域への貢献として中学校の出題傾向に沿った対策講座を行っていたり、予習→演習→復習までの学習サイクルを、学校や塾、家庭での時間を含めてどのように実行したらいいかをアドバイスしてくれます。自分では気づかないけれど、自分に合っていて成績向上につながる学習法が、きっと、見つかるはずです。


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定期テスト以外に内申点・内申書の評価を上げる方法

大阪府の高校受験では、中学1年生からの内申点も含まれることや、定期テストの重要性や準備すべきポイントをお伝えしました。

実は、定期テスト以外にも、高校受験に向けて内申書の評価を上げる方法があります。

先ほど、内申点を決める評定は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の評価で決まると紹介しました。

これからその3つの観点の具体的な評価の上げ方と、課外活動で内申書の評価を上げる方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

小テストで「知識・技能」の評価は上がる

週1回の漢字テストや英単語の書き取りテストなど、定期テスト以外にも課される小テスト。範囲もせまく問題数も少ないため、「対策しなくてもなんとかなる!」と油断しがちです。

しかし、小テストの結果は「知識・技能」の評価に反映される可能性が高く、万全の対策が求められます。毎日の課外活動や宿題に追われる中、小テストに向けた対策は、面倒に思うかもしれません。ですが、小テストを軽視せず真面目に取り組むことには、大きなメリットがあります。

また、短いスパンで課される小テストのたびに復習すれば、学習した内容を思い出す回数が増えて記憶が定着しやすくなります。記憶が定着していれば、少し見直しをするだけでいいので、簡単に定期テストの点数をアップさせることができるのです。

小テストに向けて何度も復習することで、「知識・技能」の評価アップはもちろん、定期テストの点数の底上げにもつながるため、内申点を上げるカギになるでしょう。

「思考・判断・表現」の評価アップは、自分の考えを伝える力が必須

思考・判断・表現は一体どうやって評価されるのか、と気になる方も多いでしょう。

これは、自分の考えを相手に伝える力があるかどうか、学習した内容を応用する力があるかどうかを評価しています。例えば「自分の考えを書きましょう。」といった記述式の問題や、様々な種類の公式を使用して回答を導く問題などがそれにあたります。

ほかにも、授業でのワークシートの取組や、話し合い活動の様子、友だちへのアドバイスの仕方が評価対象になることもあります。自分の考えが相手に正しく伝わるよう、言いたいことを整理してから発言したり、納得できる理由を添えたりする工夫が必要です。

ただし、これは一朝一夕で身につく力ではありません。日ごろから、身の周りのニュースなどに関心をもち、自分はどう考えるのか、なぜそう考えるか、理由を伝えるクセを身につけておくとよいでしょう。

自分の考えを伝える力は、記述式の問題やグループワークのみならず、高校入試での面接や社会人になってからのプレゼン発表にも役立ちます。まずはワークシートや記述式の問題で3行以上書くことを意識してみてください。

平常点のために「主体的に学習に取り組む態度」の評価を意識する

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定期テストの得点が高ければ、良い成績がつくかと言えばそうではありません。普段の授業に対する取り組みの内容や姿勢を評価する「平常点」も成績に影響します。

平常点を左右するのは「関心・意欲・態度」です。つまり、積極的に授業に参加する、宿題や提出物の期限を守る、忘れ物をしないなど、基本的なことの積み重ねが大切です。

これらの基本的な動作を当たり前にできるように習慣づけられれば自然と学習の度合いも深まっていきます。定期テストの点数さえ取れれば大丈夫、と慢心していると思わぬ評価につながることがあります。
どの授業にも真摯に取り組むように心がけましょう。

クラブ活動や生徒会の活動、資格取得で内申書の評価を上げよう

クラブ活動や生徒会の活動に積極的に参加することがプラスになるケースもあります。

内申点は学業面の評価のみを考慮するものであり、学業以外の活動については点数化されることはありません。ただ、たとえば面接が行われる入試では、事前に内申書に記載されている活動について目を通すため、クラブ活動や生徒会の活動などについて質問をされることもあります。

さらに、生活態度が重要だと考える高校の場合は、学業以外の活動で良好な生活態度を示せるようなものがあれば良いでしょう。他にも、クラブ活動での成績を加点する学校もあります。このように、学業以外の活動で加点を行う高校は、具体的なルールを公表していることが多いので、自分の志望校はどうなのか確認してみましょう。

他にも、高校受験では、漢検や英検、数検などの検定試験が優遇されることがあります。ただし、偏差値の高い高校は英検を除いては加点にならないケースが多いものです。中堅クラスの高校に関しては、加点になったり、特待生制度や入学金免除などを適用できたりと、優遇されることもあります。

志望校が決まっている場合は、まずは学校のホームページから検定試験の優遇措置がないか確認してみましょう。漢検、英検、数検の公式サイトからも検定を活用できる学校を検索することができるため、一度調べてみても良いでしょう。

志望校に内申点が不足しているときは?

目指している志望校を受験するのに内申点が不足している場合は、どうすればよいのでしょうか。

まずは、中学校の先生に相談してみましょう

受験するにあたって内申点の目安に対し今の自分はどれほど足りていないのか、どれくらい合格の可能性が残されているのか、今後どの教科に注力すれば良いのかなど、具体的に確認しましょう。

内申点の比率が低く、当日の学力検査が重視される学校であれば、当日の結果次第では合格の可能性が高まるかもしれません。

学校の先生にアドバイスをもらうとともに、残りの定期テストにも全力で力を注ぎ、少しでも内申点を上げることも重要です。現時点で内申点が不足しているからと嘆くのではなく、最後の定期テストまで努力し続けることも大切です。

特に併願で受験する私立高校については、今の学力で十分に合格できる安全圏の高校を狙うことをおすすめします。滑り止めに合格していれば当日の試験も精神面で大きなメリットとなります。

また、塾に通っているなら塾の先生にも相談してみましょう

今の内申点ならどこの高校を受験すべきかどうか、塾の先生は受験のプロなので適切なアドバイスを貰えるはずです。

これらを検討したものの、それでもやはり内申点が不足しており合格の可能性が低い場合は、志望校を変更するのも選択肢の一つです。志望校を変更する際は、学校の特色や校風についてもしっかり調べたうえで、本当に行きたいと思える学校に決めましょう。「この学校に行きたい」という気持ちこそが、何よりの原動力になるはずです。

以上、大阪府高校入試における内申点の概要や、定期テストを始め内申点を向上させる方法などについてご紹介しました。

高校入試において、内申点は非常に重要であり、内申点に直結する定期テストできちんと高得点を取ることが求められます。内申点を向上させるために、参考にしてみてくださいね。

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